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2024.07.24

塗装工事の流れ

外壁塗装工事は約2週間かけて、
下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本となっております。
屋根壁それぞれ状況により異なる材料を選んでおりますが、基本的にコストパフォーマンスがいいのはシリコン系の塗料です。

弊社ではワンランク上のラジカル系をメインとして扱っておりますが、
価格はシリコンと変わらない金額でご案内しております。
塗料の価格と耐久年数は下記と言われております。


◾️アクリル(おすすめしません)
価格 安い
耐久年数5〜8年

◾️ウレタン(おすすめしません)
価格 安い
耐久年数8〜10年

◾️シリコン(定番)
価格 普通
耐久年数10〜15年

◾️ラジカル(⭐️オススメ⭐️)
価格 少し高い
耐久年数15〜16年

◾️フッ素(おすすめしません)
価格 高い
耐久年数15〜20年

◾️無機(⭐️オススメ⭐️)
価格 かなり高い
耐久年数 15〜25年

安い塗料だと塗り直し回数が多くなる分足場代がかかってきます、
高い塗料だとコーキングのメンテナンス時期が先に来るため、そのためにわざわざ足場をかけるのも得策とはいえません。
どちらにも言える事ですが決してコストパフォーマンスが良いとは言えないため、弊社ではシリコン又はラジカル塗料を基本としてお勧めしております。

〜工事の流れ〜
①足場架設工事
一番最初に行う作業は足場の設置になり飛散防止のために設置する養生ネットも設置します。
足場が芝生の上に設置しなくてはならない場合、芝生を痛める可能性、ネットで覆われるため一時的にTVアンテナの受信が悪くなる可能性などもございますがこちらは事前にお伝えさせていただきます。
また、状況により足場が隣の敷地に侵入するケースなどがあります、そういった場合は事前に行なっている近隣挨拶時に弊社で済ませておきます。
足場の作業自体は1日で終わるケースがほとんどです。

②各所ケレン、高圧洗浄
塗装箇所に対して塗料の密着をよくするため行われる工程です。
この工程は非常に重要で、しっかりと作業を行わないと後から塗る塗料がうまく乗らないです、工事後にトラブルが起きないためにも、しっかりと細かいところまで目をくばり作業を行います。

③シーリング
主に外壁と外壁の継ぎ目や、窓周り等に使う柔らかい素材のコーキングの事を指します。
細かいところの補修にも使用できる上、揺れが発生した際にコーキングがある事でクッション材になってくれるため、サイディングが割れるのを防止する役割などもあります。
基本増し打ちという上から行う事が多いのですが、既存のコーキングの劣化具合によっては完全に撤去して打ち直すこともあります。

④各所養生
塗料が付着してはいけない箇所にマスカというビニールで養生作業を行います。
基本窓を完全に塞ぐ事となるので時期によっては暑苦しく感じるかと思いますが、仕上がりをよくするための安全対策でもある
ご了承いただけたらと思います。

⑤軒天外壁下塗り(シーラー)
まず外壁と塗料の吸着をよくするためシーラーというものを使用します。
この材料自体が白っぽい色をしているため一度外壁全体が自体は白っぽい色に変わりますが、中塗り、上塗りでご希望の色に変わります。
細かいところまでこの作業を行うか行わないかで、塗料の持ちが確実に変わってきます。
高圧洗浄、ケレン、シーラー この作業で手を抜いた場合は数年後確実に塗料がペリペリと薄皮のように剥がれ落ちてきます。

⑥軒天外壁中塗り
ローラーとハケを使用し細かいところまで丁寧に塗っていきます。
中塗りをすることにより塗料に厚みが出来、年数が経ち上塗りが色落ちした時にもマダラ模様になりにくくなります。
塗る材料は上塗りに使用する材料と全く同じものになります。

⑦軒天外壁上塗り
中塗りがしっかり乾燥したのを確認した後最後の上塗り作業ととりかかります。

⑧各所塗装工事
タラップ、換気口、手すり、シャッターや灯油タンク等細かいところも細かく塗っていきます。

⑨養生撤去、足場解体後 完了

天候にも左右されますがここまででおおよそ2週間程度日数がかかります。
塗装は塗れる時期が限られており冬季施工は出来ません、
春に塗装するのであれば冬頃から先行予約すれば可能かと思われますので早めのご連絡をお待ちしております。
現地調査や御見積もり等は無償です、
塗装時期の判断などもご自身で難しい場合が多いです、屋根の確認なども万が一があるため無理してご自身で行わず、お気軽に弊社へご連絡いただけたらと思います。

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