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2024.08.21

雨漏りとすが漏りの違い

おうちの天井から水が漏れてきた場合は基本的に雨漏りかすが漏りのどちらかになる事がほとんどですが、雨漏りとすが漏りで何がどう違うのか、的確に判断し修理を行わないと再発する恐れがあるため的確な処置が必要です、二つの違いについて見ていきましょう。

◾️雨漏り

単純に経年劣化や震災等で内部に雨水が侵入する事、年中起こり屋根に穴や割れが生じているケースです。

雨が降るたびに中に雨水が入ってきますが、弱い雨だと入らないが強い雨の時だけ入るという事もありますが、弱い雨でも室内に入ってきていないだけで天井裏には確実に侵入してきておりますので、まずは応急処置をし住宅を長く持たせる為葺き替え工事が必要となってきます。

◾️すが漏り

氷により排水が妨げられることにより室内に水が侵入する事、冬や雪解け後に起きやすいです。

排水の道が凍ることにより屋根の上で溶けた水が行き場をなくし、屋根と屋根をつなぎ合わせているハゼ(接合部)から侵入してしまいます。一見劣化していない屋根でなんともなくても、わずかな隙間から入ってきている状況です。

排水を凍らせない方法としてハゼを締め直す工事を行った後にダクト中にヒーターを入れる事で解消するケース、又は天井裏の断熱性能を見直し、屋根にたまった雪が溶けにくい状況を作ってあげることで解消する場合などもございます、古い建物でツララが出来ている場合は特に要注意です、断熱性能が悪く発生している場合が多いです。

雨漏りは専門知識がなくても穴が空いていたら判断することができるかとは思いますが、すが漏りに関しては屋根に強い専門業者ではないと誤った見積や工事の判断をする事がある為注意が必要です。

室内に雨が入ってきた場合は、危険という意味でもご自身で登って確かめるのではなく弊社へ御任せください。

間違った判断は決して行いませんので安心してご依頼いただけたらと思います。

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